湘南新宿ライン
2005.3.16更新
湘南新宿ラインの沿革
山手貨物線を経由して東海道・横須賀線と宇都宮・高崎線を
直通運転する中距離普通列車を総称して湘南新宿ラインと呼ぶ。
2001年12月の運行開始以来、ダイヤ改正ごとに増便を重ね、
今や山手線西側の動脈として欠かせなくなるまでに成長した。
下記に誕生から今までの沿革について簡単にまとめる。
・2000年秋
大宮〜新宿〜横浜ルートの直通運転構想発表
・2001年9月21日
同年12月1日ダイヤ改正からの直通運転開始を発表
愛称は「湘南新宿ライン」
・2001年12月1日
「湘南新宿ライン」日中のみ運転開始
新宿以北18往復、以南25往復。
図:運行開始当初の湘南新宿ライン停車駅
・2002年3月23日
土休日の夕夜間に新宿以南で3往復増発。
・2002年12月1日
ダイヤ改正・大崎が停車駅に。
夕方以降に大幅増発。
新宿以北29往復、以南38往復。
・2003年2月1日
新宿駅5・6番線ホーム切替に伴い、一部の列車が運休。
・2003年5月25日
池袋駅配線切替工事に伴い、一部区間で運休。
・2004年6月5〜6日
池袋駅で最終の構内配線切替工事実施。埼京線と方向別ホームに。
・2004年9月25日
新宿駅配線切替工事。埼京線(湘南新宿ライン)ホーム池袋方を配線変更。
14時ごろから終電まで、湘南新宿ラインは大崎〜赤羽(一部大宮)間運休。一部は上野発着に。
同じく埼京線は池袋〜大崎間運休。
・2004年10月16日
ダイヤ改正。朝ラッシュ時にも湘南新宿ラインを運転
一日の運転本数は64往復、朝ピーク1時間に6本、10〜21時台は毎時4本に。
東海道〜高崎線系統に特別快速登場。大宮〜小山間で快速運転する列車も登場。
車両はE231系で統一。新宿〜小田原間でスピードアップ。
図:2004年10月16日改正後の湘南新宿ライン停車駅
湘南新宿ライン運転に伴う改良工事
◆池袋駅 2005.3.16更新
埼京線と湘南新宿ラインの平面交差支障を解消するため、
駅北側における立体交差化、ホームの方向別化が行われた。
→詳しくはこちら
→現地画像はこちら
◆新宿駅 2005.3.16更新
南口の甲州街道陸橋架け替えにあわせて駅全体の配線変更が行われているが、
湘南新宿ライン関連では
1・2番線ホームの15両対応延伸、
2・3番線池袋方の列車競合解消を主眼とする配線改良が行われた。
→詳しくはこちら
→現地画像はこちら
◆渋谷駅・恵比寿駅
ホームを15両編成対応に延伸した。
◆大崎駅 2005.3.16更新
埼京線・りんかい線の相互直通運転にあわせ、2面4線のホームが整備された。
→詳しくはこちら
→現地画像はこちら
湘南新宿ラインの今後
2004年10月のダイヤ改正で一応の完成形を見た湘南新宿ラインであるが、
都心貫通ルートを更に有効活用すべく、他社をも巻き込んだ新規構想・計画が
相次いで明らかになりつつある。
→詳しくは「湘南新宿ラインの今後」へ
湘南新宿ライン 初期の画像集(小物編)
その1 方向幕
その2 案内表示ほか
その3 時刻表
「東京通過思想」トップ
|独身三十路懐トップ
なお、このページは私設ですので、このページに関する鉄道各社および官公庁等へのお問い合わせは御遠慮ください。
|